人の声から、未来の町をつくる。
「AIの町 日之影」は、単なる技術導入ではなく、 次世代へ町をつなぐための地域づくりです。

Interview
佐藤貢 町長インタビュー
聞き手:堺 今日子
日之影町では、人口減少や地域課題に向き合いながら、 次世代へ持続可能な町をつなぐための新たな取り組みとして、 「AIの町 日之影」構想を進めています。
今回、佐藤貢町長に、AIを単なる技術導入ではなく、 町の未来像としてどのように捉えているのか、 住民にとってどのような価値につながるのか、 そして今後の共創に何を期待しているのかを伺いました。
日之影町が掲げる「AIの町」というビジョンを、単なる技術導入ではなく「町の未来像」としてどう捉えていますか?
一番の課題は、この小さな町を次の世代、あるいは次の時代に 持続可能な形でつなげていくことだと認識しています。
これは日之影町に限らず、多くの自治体が抱える大きな課題です。 町では中学生が「近未来会議」といった勉強もしていますが、 結局は次世代を担う子どもたちをしっかり育てていくことが 我々の役割だと考えています。
そうした取り組みこそが、本当の意味で持続可能な町づくりに 繋がると確信しています。まだ最先端で先駆的な試みであり、 未知数な部分もあるかもしれませんが、非常に重要なことだと捉えています。

実際に暮らしている住民の方々にとって、この取り組みはどのような変化や価値に繋がると感じていますか?
これまでの自治体行政は、役場が国や県の流れの中で方針を決め、 それを住民に下ろしていくというパターンが多かったと思います。 しかし、これからは役場だけではやっていけません。
私がいつも言っているのは「自助・共助・公助」です。 自分でやることは自分でやる。どうしても支えが必要な人は、 皆で支え合って町を作っていく。
今回のAI等の導入を通じて、住民の皆さんの多様な意見を吸い上げ、 同じ方向を向いて進んでいければ、非常に良い形になると期待しています。
今後、外部企業や教育機関と連携していく中で、どのような「共創」や広がりを期待されていますか?
日之影町はこれまでも、産学官連携を含め、大学や民間企業の皆さんと 多くの連携を行ってきました。行政だけの知識でやっていける時代ではありません。
企業の持つノウハウや、様々な業態の方々の知見を融合させていかなければ、 限られた職員の能力だけでは厳しい時代になっています。
今、国も「国・県・市町村」の広域連携に注目しています。 日之影町だけでなく、他の自治体も含めてこうした動きが出てくるでしょう。 やはり「連携」という言葉が、今後の大きなキーワードになると認識しています。
KEY MESSAGE
キーワードは「連携」
AIの活用は、町の声を集め、次世代を育て、外部の知見と地域の力を 結び直すための手段です。日之影町が目指すのは、技術だけが前に出る未来ではなく、 人と地域が主役となる持続可能な町の姿です。
PROJECT OVERVIEW
AIの町 日之影 ー 高速道路 × 地域で未来を創る ー
高速道路を「地域の価値をつなぐ道」へ。 人・情報・未来をつなぎ、地域の成長エンジンへと展開していきます。
